嵐・櫻井翔が主演を務める連続ドラマ「新空港占拠」(日本テレビ系)の第6話が17日、放送され、第1話から素性と名前も伏せられていた、ジェシーが演じる“謎の男”の正体が、武装集団「獣」のメンバー「鼠」こと、大河であったことが明かされた。
本作は、昨年1月期に放送された「大病院占拠」(同局)の続編。大病院占拠事件から1年後が舞台で、神奈川県初の国際空港「かながわ新空港」が獣の面をかぶった謎の武装集団によって占拠され、巻き込まれた捜査官、武蔵三郎(櫻井)が人質を救うため犯人に立ち向かう1日を描く。
この日放送された第6話では、5年前、空港建設に反対していた浜松功を、かながわ新空港代表取締役社長の天童美香(黒沢あすか)が、横浜署署長の川越和夫(片桐仁)に指示して殺害したことを武蔵が暴いた。武装集団「獣」のメンバー、羊と兎の正体は、浜松の娘、詩(山本千尋)と奏(安斉星来)だった。しかし、「天童美香の裏には黒幕がいる」と、獣のリーダー・龍(高橋メアリージュン)は言う。獣の真の目的は、その黒幕である「山猫」の正体を明らかにすることだった。
しかも山猫は今、空港の中にいることが分かり、武蔵は天童を問い詰めた。そんな中、謎の男(ジェシー)が、武蔵の妻、裕子(比嘉愛未)の前でついにその素性を明かした。その正体は、獣のメンバー「鼠」 である大河。彼は裕子を拉致し、「お前は、俺の愛する人を殺したんだ」と語る一方で、偽の綾部朔(吉田健悟)の襲撃から身を挺して裕子を庇(かば)う。
24日放送(第7話)では、獣たちの真の計画が動き始める。