嵐・櫻井翔が主演を務める連続ドラマ「新空港占拠」（日本テレビ系）の第8話が2日、放送され、武装集団「獣」のメンバーの最後の1人である「犬」の正体が、神奈川県警捜査支援分析センター（KSBC）情報分析官、岩槻澪（白石聖）だと判明した。
昨年1月期に放送された「大病院占拠」（同局）の続編となる連ドラで、大病院占拠事件から1年後が舞台。神奈川県初の国際空港「かながわ新空港」が獣の面をかぶった謎の武装集団によって占拠され、巻き込まれた捜査官、武蔵三郎（櫻井）が人質を救うため犯人に立ち向かう1日を描く。
第8話では、武蔵が妻の裕子（比嘉愛未）の首輪に仕掛けられた爆弾を解除するため、裕子の罪を突き止めようとした。一方、獣たちは、単独行動をとる「鼠」こと大河（ジェシー）に協力する“裏切り者”のあぶり出しを始めた。
裕子の罪は、1年前に大河の姉、新目百花（楠木杏）の命を救えなかったこと。真相を突き止めた武蔵は裕子の解放を要求するが、大河は裕子を連れたまま、獣を裏切った「羊」浜松詩（山本千尋）たちの待つ空港へ向かった。
一方、最後の獣「犬」であることを明かした岩槻は、武蔵に爆弾を仕掛けて指揮本部を占拠。その後、獣のリーダー「龍」の駿河悠月（高橋メアリージュン）が、神奈川県議会議員で武蔵の姉でもある二葉（奥貫薫）に、武蔵の命が惜しければ兄、健一の失踪の真実を話せと問い詰めた。
武蔵爆死まで残り1時間。大河に拉致されたままの裕子は、配信を見て武蔵の危機を知り、「三郎が死ぬわけがない。あの人は絶対に最後まで諦めない」と夫の無事を祈った。
