嵐・櫻井翔が主演を務める連続ドラマ「新空港占拠」(日本テレビ系)の第4話が3日、放送され、武装集団「獣」のメンバーである「馬」堀江海斗役をカミナリの竹内まなぶ、「牛」 掛川瑠美役をラランドのサーヤ、「猪」 松長仁役を後藤剛範が務めていたことが明かされた。
本作は、昨年1月期に放送された「大病院占拠」(同局)の続編。大病院占拠事件から1年後が舞台で、神奈川県初の国際空港「かながわ新空港」が獣の面をかぶった謎の武装集団によって占拠され、巻き込まれた捜査官、武蔵三郎(櫻井)が人質を救うため犯人に立ち向かう1日を描く。
この日放送された第4話では、元警備部管理官で獣のメンバーでもある「虎」こと丹波一樹(平山浩行)の妻、愛は自殺ではなく、横浜署の署長、川越和夫(片桐仁)に殺されていたことが明かされた。川越は5年前のある事件の真相を追っていた愛を、北見の命令で殺害した。しかし、川越は全てを自供する前に、何者かに毒殺されてしまう。
謎が深まる中、獣たちは人質の前で次々と面を外し、素顔をあらわにした。「馬」「牛」「猪」の3人は、かながわ新空港代表取締役社長、天童美香(黒沢あすか)に恨みを募らせている。そして武蔵は、映像に残っていた川越に毒を盛った人物の姿に驚愕。その人物は、刑事部捜査一課特殊班(SIS)管理官、和泉さくら(ソニン)だった。
竹内まなぶ コメント
「俺の名前は堀江海斗。スタッフの皆さまとの最初の対面は衣装合わせの日だった。クランクイン前にも関わらず、すでに役に入り込んでいた僕は一切ボケずに衣装だけを合わせた。せっかく芸人さんをキャスティングしたのに、そんな空気が日テレ番町スタジオに流れた気がした。いや、気にするな堀江海斗。お前は豪放磊落(ごうほうらいらく)な『馬』だ。撮影が始まっても俺は一切ボケなかった。いまだに差し入れのタイミングも見失っている。そして、年明け最初の撮影前日に痛風になった。ある日、丹波(虎)役の平山さんが『馬さんは痛風だから、馬なのに走れないんですよ!』と小粋(こいき)なジョークで現場を笑わせた。このチャンスを逃すまいと俺は『しかもロケで落馬したことあるんですよ!』とかぶせた。鶏『え?』兎『ん?』羊『はい?』駿河『んん?』龍『それ、複雑骨折とかしますよ?どこの番組ですか?』心配が勝ってしまった。4話終了の今、俺の左足親指のつけ根は激痛。いまだ尿酸が占拠している」
サーヤ コメント
「武器2個使いです。よろしくお願いします。P.S. ボイチェン勝手に外さないでください」
後藤剛範 コメント
「集団犯罪ものは初めてだったのでチームでの絡みや関係を作っていくのが楽しみ、というのと、猪役ってなんだろう、というのが最初の印象でした。クランクインの前は監督と話して、松長が抱えているものや失ったものを考え、猪の動画を見る毎日を過ごしました。自分の役は、チームの中でも猪のように目標や怒りに真っ直ぐ猛進するタイプかと思い、考えずに怒る、考えずに打つ、考えずに走るというのを念頭に現場にいるようにしてます。それとは逆に、チームのみんなが初めてお面を外した状態でのあるシーンで、牛役のサーヤさんと言葉を交わした時、サーヤさんの表情を汲み取ったり、今までとは違う感情になれたのと同時に、チームのみんなにそのやりとりをいじられ、頭が真っ白になったことだけ覚えてます。武蔵の紆余曲折はもちろん、我々獣の今後の展開やお面をしてる状態と素の顔の時のテンションの違い、それぞれの獣具合を楽しみに見ていただけたらと思います」