橋下徹氏 港区中学校の海外修学旅行に「大賛成」も「ただこの旅行費は高すぎない?業者利益は?」

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が8日、自身の自身のSNSを更新。東京都港区は2024年度から、全区立中学3年生の修学旅行の訪問先を海外にすることを決めたことに言及した。

 区によると、全ての公立中の修学旅行を海外で実施する自治体は都内初で、全国的にも珍しい。異文化を直接体験し国際理解を深めることが狙いで、1人当たり50万円程度を区が負担する。24年度は来年6〜9月、区立中10校の3年生約760人が3泊5日の日程でシンガポールを訪れる予定。英語圏で時差が小さく、治安が安定していることから決めた。現地の生徒との交流などを予定している。

 各家庭の負担額は、これまで奈良や京都で実施していた際の約7万5000円と同水準に収め、超過分を区が負担する。同行する教員の旅費や事前調査費などを含めた事業費は約5億1200万円で、9月の区議会に提出の補正予算案に盛り込んだ。

 橋下氏は「『3泊5日・67万円』で大炎上!港区立中学校『シンガポール修学旅行』 関係者が明かした『費用の内訳と保護者への気配り』」と題したネット記事を貼り付けた上で、「海外修学旅行への公費投入に大賛成。もちろんこのような支援策には所得制限の考えは必要だろう。ただこの旅行費は高すぎない?業者利益は?」とつづった。

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