森山良子「カムカムエヴリバディ」名シーンの裏側明かす「何回も何回も…倒れ込んだときはホッと」

 歌手の森山良子(74)が11日放送のニッポン放送「オールナイトニッポン MUSIC10」(後10・00)で、8日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の裏話を明かした。

 森山は同作で上白石萌音(24)が演じた1人目のヒロイン・安子の成長した姿、アニー・ヒラカワこと安子・ローズウッドを演じた。

 今月6日に放送された第110話では、森山演じるアニーがひなた(川栄李奈)に追われながら岡山の商店街を激走する“ダッシュシーン”が話題となった。森山はこのシーンについて「私もあそこまで走らされるとは思っていなかった」と振り返りつつ、「走りなさい、ダッシュで走ってくださいと言われれば、自分ができる範囲内での猛ダッシュをするもんなんだって思って猛ダッシュをしました」と回顧。リハーサルも含めて「何回も何回も走った」そうだが、「多分、私の年の女性であんなに走れる人はまずいないと思います」。それというのも学生時代からスポーツで鍛えていたからで、「私はバスケット部で鍛えた体と、割と脚力が強くて、マラソン大会でも中学の時に1位になったりとかね。いつも2、3キロは散歩したりとか、ステージに立つために足腰を常にしっかりと鍛えているので何とか猛ダッシュができました」と名シーンの裏側を明かした。

 「倒れ込んだときはちょっとホッとしました。これで走んなくていいって思って。相当の筋肉痛もありましたけど」とユーモアを交えて本音も明かした森山。ほかに岡山弁のイントネーションにも苦労したというが、「終わってしまうとすごくいい思い出で。貴重な経験をこんな年齢になってからさせていただくなんていうのは本当にないと思います」と振り返っていた。

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