歌手の森口博子(55)が21日放送のBSフジ「昭和歌謡パレード」に出演。売れなかった時に書いた日記は「墓場まで持っていきます」と語った。
森口は「デビュー前にテレビの中のアイドルさんにあこがれて、色々オーディションを受けて、実際にアイドルになりましたら、堀越学園の卒業間近にリストラ宣告を。キラキラと氷河期、振り幅の広い80年代でしたね」と語った。
森口は「85年アニメ『機動戦士Ζガンダム』のオープニングテーマ曲「水の星へ愛をこめて」でデビュー すごく売れたんです」と語ったが、その後は鳴かず飛ばず。同期に中山美穂、本田美奈子.、斉藤由貴、南野陽子、浅香唯、井森美幸らがおり、同じ事務所には、のちにプロ野球ヤクルトの笘篠賢治と結婚した松本典子がいた。森口は「事務所に、一推しアイドルは一人。たまたまアニメの主題歌が8月だったから、中途半端な時期で2人になちゃった」とし、高校卒業を前にして所属事務所からリストラ宣告された。
その後森口はバラエティ番組で人気となるが「当時の日記は墓場まで持っていきます」と語り、「最初は『いいなあ、典ちゃんばっかり。私は毎日堀越に通っている』、『典子ばっかりずるい』最後は『典子ぶー』になっていました」と振り返った。