森七菜、眠れないときは「とにかくいろいろ試す」 それでも眠れず朝を迎えたときは「絶望だな」

 映画『君は放課後インソムニア』完成報告イベントが15日、東京都内で行われ、出演者の森七菜、奥平大兼と池田千尋監督が登壇した。

 本作は、オジロマコト氏の同名コミックを映画化。不眠症に悩む女子高生の曲伊咲を森、同じく不眠症で、天文部の部室で偶然伊咲と出会い、絆を深めていく男子高生の中見丸太を奥平が演じた。

 原作のファンだったという森は、その魅力を問われると、「語り切れない。絶対にうそじゃないだろって、どこかで本当にあった話をのぞき見しているような感覚がありました、飾らない伊咲と丸太とその仲間たちが大好き。私は高校生活を楽しめた方ではないので、代わりに2人が楽しんでくれたような気持ちで読んでいました」と明かした。

 撮影は、漫画の舞台でもある石川県七尾市で行われた。森は「ファンとして聖地巡礼のような気持ちでうれしかったです。正夢を見ているような気持ちもあって」とにっこり。

 奥平も「すごく不思議な感覚。街を歩いていると『ここ見たことがあるな』と。漫画を見返してみると『ここの部分だ!』って。実際に自分がこの場所でお芝居をするんだと思うと、ちょっと感慨深いものがありました」と振り返った。

 また、タイトルの「インソムニア(不眠症)」にちなみ、「眠れなかった経験」について尋ねられた森は「結構眠れないことは多いです。私はとにかくいろんなものを試します。5分で眠れる癒やしの音楽を3時間ぐらい聞いた後に、ティーを飲んだり、お風呂に入り直したり…」と回答。

 眠れずに夜が明けることもあるそうで、「そんなときは絶望だなと感じます。ようやく明るくなる頃にあくびが出てくるというのはあるあるです」と苦笑した。

 奥平は「最近ですが、クランクインの前日とか、個人的に大事なシーンと感じる撮影の前日は眠れないことが多いです。緊張か不安なのか分かりませんが。何をしても寝られないから諦めてます。とりあえず天井とにらめっこ。なすすべなしです」とコメント。これに対して森が「怖いよ〜」と笑いながら突っ込んだ。

 映画は6月23日から公開。

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