モデルの梨花(49)が22日、都内で7年ぶりのライフスタイルブック「わたしのユリイカ」「What I’m doing 私がしていること 73こ」の取材会を行った。
「わたしのユリイカ」は「日常を整え、心地よく・楽しく生きる」をテーマに、自身が伝えたい言葉、11年11月に誕生した長男(10)らとのかけがえのない日常を切り取った写真で構成。「What―」は美容書。美しく健康で自信を持って生きてくため、自身が取り入れ、実践していることがまとめられた。
2冊とも発売当日に重版が決定。梨花は「メチャクチャうれしいです」と感謝した。「“要するに”の部分だけを書いた。読み終わった時に、読んだ人が感じるものがシンプルであってほしかった」と話した。
執筆のきっかけは19年にアパレルブランドを閉じた際、「1回整理して1度立ち止まりたいと思った」ことから。「自分にとって何が大事か、そこからどう歩んで何を選択していくかを考えました。割と力んで(生活して)しまうタイプ。(コロナ禍の)ここ2、3年は楽しいの『楽』、力むの『力』の比重を考えて過ごしていました」と説明。「SNSを通して、子育てをしている女性から反応がある。そういう方々に届くといいなと思います」と話した。
デビュー30年、母になって10年。生活拠点を米ハワイに移して7年が過ぎた。子育て論は「いろいろな国、その国の価値観を経験させたい」。コロナ禍以前、長男は米ロサンゼルス、英ロンドンのサマースクールで学び、カンボジア、ケニアで異文化交流も体験した。
昨夏の東京五輪を見て以来、サッカーに熱中。2週間、スペインの名門Rマドリードの育成組織の合宿に参加している。「トライアウトとかではないです。異文化交流になればいいと思ったから。いろいろな意味で、価値観を固めずに育ってほしい」と願った。