カリスマ的人気を誇るモデルとして活躍し、バラエティー番組でも活躍。2011年、長男を出産しことをきっかけに米ハワイに移住し、現在同所での生活は8年目という。自身のこれまでを振り返る中で、40代は「辛かった」と打ち明けた。「それは単純にいろんなことが重なった」と理由を説明し、「子どもを産んで移住して育てようと思って、アパレルブランドを立ち上げたりとか。SWEETって雑誌は大人可愛い、お人形さんみたいな世界観の雑誌で、それを卒業してどういう女性像を作って行こうかというときに、自分は子育てででいっぱいいっぱいで」と、心に余裕がなかったことを話した。
さらにトップモデルの座を譲りたくないとの気持ちもあったとし、「しなやかにもっとステキな女性になっていきたいって思うんだけど、全く進んでいかないっていう感じがしていた40代だった気がする」と赤裸々に語った。さらに、ハワイ移住に関して周囲からの声も気になっていたという。
「二度と絶対言わないって思っていたけど」と前置きした上で、「“ハワイ=梨花さんスローライフでいいですね”って言われる度に泣いているか、ウッてなっているかしていた」と、ぶっちゃけた。異国で毎日、奮闘する中でその声を聞き、「全然スローライフじゃねぇよって、心の声をつぶやいた」こともあった。すると「でも自分が選んで行ったんですよね」と言われ、泣くほど悔しかったこともあったそうだ。
来年は50歳の節目を迎える。「そろそろいい感じがしている。バラエテイーで30歳の時に吹っ切れたみたいな、あれの第二回目がある気がして」と笑顔を浮かべた梨花。「50歳になるからスコーンって抜ける気がして、ここからはちょっと楽しんじゃないかな」と期待を口にしていた