梅沢富美男、松本人志のテレビ報道に「当事者しか知らない問題をやろうとすることに怒ってんだ」

タレント梅沢富美男(73)が5日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜午後9時)に出演。一般女性への性的行為強要疑惑を報じられ、裁判に注力するために活動休止を発表したダウンタウン松本人志(60)について言及した。

番組内では松本の週刊文春への裁判が長期化する見込みという記事を紹介。梅沢は「もしも遊んだっていうことが分かったなら、いいことじゃないよって言ったんだよ。それをそこだけスポッと切り抜いてさ。ミヤネ屋で言ったこともそうだよ。俺たち何も言うことないしさ。弁護士さんたちもしゃべってくれるなと。裁判をやるから。そうなると、AとかBとかCとかDとか言っちゃうと、裁判に支障が来るから、何もしゃべらないでくださいねって弁護士が言ってるっていうだから。それを俺が言っただけの話なのに、すごい反応して」と一気にまくし立てた。

それを聞いたMCのふかわりょうから「師匠、松本さん(に対する)コメントは今日が初めてなんですね。『バラいろダンディ』は今年最初なんで」とツッコミが入り「『バラダン』にも『ミヤネ屋』にも同じ熱量を注いでもらっている」とフォローされた。梅沢は「都合のいいように『ミヤネ屋』やってから、『バラダン』出てるんで」と笑顔で弁明した。

続けて「俺だって知らないんだからさ。当事者の2人にしか知らない問題をテレビの連中が何かしゃべってくれないかなって、こういうネタをやろうとすることに怒ってんだよ」とまた大声を張り上げた。

報道をめぐっては、今月8日に吉本が「さまざまな記事と対峙(たいじ)して、裁判に注力したい」という松本の意向を受けて、松本の活動休止を発表していた。今後の裁判について代理人は「記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」とした。

一方、文春側は同社サイトで「週刊文春」編集部のコメントを発表。「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって委縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」としている。

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