俳優の梅沢富美男(72)が11日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に生出演し、ペットショップ最大手「クーアンドリク」をめぐる顧客トラブル報道について憤りをあらわにした。
番組では、週刊新潮が報じた同社のトラブルについて紹介した。劣悪な繁殖環境から、販売したペットの健康状態が悪く、購入者から苦情が寄せられているというもの。元社員は取材に会社の利益至上主義体質を指摘したが、同社は一連の報道について否定している。
この報道に、梅沢は「偶然だったね」と一言。「クーアンドリク、ここから私のゆめちゃん、買ったの。ミックス犬でね、チワプーなの」と、愛犬を同社の店舗から購入したことを明かした。
梅沢の愛犬にも、不審な点があったという。「そのうちどんどんどんどん胴が伸びて、プードルの体形になっちゃった」。犬はおなかを出して寝ることもあるが、愛犬は「一度もしたことがない」と明かした。さらに「ちょっと手を触れようとすると、くっと(顔を背けようと)なる。“おかしいな、こんなに家で大事にしているのに、何でこの子、こうやるんだろうな”って」と不思議がった。
愛犬の様子と育成環境との因果関係は不明だが、梅沢は「今考えたら、この環境にいたんだね」とつぶやき、「ひでえ話だ!」と吐き捨てた。同社が否定していることをあらためて伝えられても、「否定するだろう、それは。当たりめえのことだ!やってますなんて、絶対言わねえから」と、怒りが収まらない様子だった。
自身は家族の一員としてかわいがっていることを明かしたが、梅沢は「雑なことをしていたんだね。かわいそうだよ!そういうことをしちゃダメだよ、生き物に」と指摘。「ちゃんと調べてもらって、結果出してもらわないと」と、疑惑の徹底究明を求めていた。