桃井かおり、70代迎え「覚悟できた」 やりたいこと全部やる「溜めたお金を全部使い切ってやろうと決心」

桃井かおり、70代迎え「覚悟できた」 やりたいこと全部やる「溜めたお金を全部使い切ってやろうと決心」

『第6回 種田山頭火賞授賞式』に出席した桃井かおり(C)ORICON NewS inc.

(ORICON NEWS)

 俳優の桃井かおり(72)が20日、都内で行われた「第6回 種田山頭火賞授賞式」に登壇。アメリカ・ロサンゼルスに在住中で、70代を迎えたいまの心境を語った。

 信念を貫いた生き方で多くの人びとに感動を与えた文化人・表現者を顕彰する同賞に選ばれた桃井は「選んでくださってありがとうございます」と感謝。種田山頭火が“大好物”という桃井は「生きていてよかった。冗談抜きにちょっと泣きそうでした」と喜びを伝えた。

 また今後について「何年生きられるかわかりませんが、ほとんどの戦友が逝きましたので、あと何年と思って生きようと。今回何年も着ていない着物にも袖を通すことができてよかった」と笑顔を見せつつ、ここ数年で「どんと年を食うので、覚悟ができました」と告白。

 「こうしたいな、ああしたいな、と思うことを全部やっています。溜めたお金を全部使い切ってやろうという決心もできました(笑)」とユーモアたっぷりに語る。最近で一番のお金の使い道を問われると「今回の飛行機代です」と明かし「ちょっと遠回りしてぐるっときました」と楽しみながら一時帰国したことを明かした。

 種田山頭火賞は、漂泊の作人・種田山頭火の全集や書籍を多く刊行してきた株式会社春陽堂書店により、創業140年の記念事業として2018年9月13日に創設された。自然に親しみ酒を愛し、自分の理想を求めて行きつ戻りつしながら信念を貫いた山頭火。そんな生きざまを彷彿とさせる人を現代に探し顕事することが目的となっている。

 第6回選考委員は、評論家の山田五郎氏と、作家の中江有里氏が務めた。

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