柔道男子90キロ級の向翔一郎、昨年末にALSOK退社 東京五輪・柔道男女混合団体戦で銀メダル

 柔道男子90キロ級の向翔一郎選手(26)が、昨年末に所属するALSOKを退社した。同社が5日、発表した。

 同社が書面を通じて「東京2020オリンピック柔道男子90キロ級の日本代表として、男女混合団体戦で銀メダルを獲得した向翔一郎選手が、2022年12月末日に弊社を退社しましたので、ご報告いたします」と伝えた。

 併せて、向選手のコメントも発表された。向選手は「ALSOKのスポーツ強化選手として、東京2020オリンピックに出場し、男女混合団体戦で銀メダルを獲得できたことは、私の誇りです」とし、「この度の退社は、自分自身への新たなチャレンジとして決断しました。今後も精進を重ね、柔道に邁進してまいりますので、引き続き温かいご声援のほどよろしくお願いいたします」と呼び掛けた。

 向選手は1996年2月10日生まれ、富山県出身。2019年に世界選手権銀メダル、東京2020オリンピックの男女混合団体戦で銀メダルを獲得した。

■向翔一郎コメント
この度、向翔一郎は
2022年12月末日をもちまして、4年8ヶ月所属したALSOKを退社いたしました。これまでALSOKには温かいご支援をいただき、心より感謝しております。

ALSOKのスポーツ強化選手として、東京2020オリンピックに出場し、男女混合団体戦で銀メダルを獲得できたことは、私の誇りです。

この度の退社は、自分自身への新たなチャレンジとして決断しました。今後も精進を重ね、柔道に邁進してまいりますので、引き続き温かいご声援のほどよろしくお願いいたします。

向翔一郎

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