16日にAKB48の卒業コンサートを終えた柏木由紀(32)が17日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)に出演。卒業を相談した時に、作詞家で音楽プロデューサーの秋元康氏(65)から言われた言葉を明かした。
MCの山崎育三郎から、「ずっといるとしたら、どれくらいまでいていいものなんですか?」と聞かれた柏木は、「『卒業したいです』って言った時に秋元さんは『40までいいんじゃない?』って言われました」と明かした。
さらに「だから、結婚してもいいし、子供産んでもいいけど、名前だけ残しておけば?みたいな。子育てしながら、テレビで歌いたいときには収録に行ってもいいし、たまに秋葉原の劇場に踊りたいと思ったら出たらいいじゃん、みたいな」という「結構いい条件」を提示されたという。
柏木は「そういうパターンもありだなってなったんですけど」としながらも、「ちゃんと考えた時にAKBで結婚しているのはちょっと違うんじゃ…と思う人も絶対いると思ったので、その先人を切るのは、ちょっと勇気が…」と思い、その好条件を断り、卒業を決断したと明かした。
柏木は07年に3期生として加入。「最後の現役1桁期生」として後輩を支えてきた。在籍歴は歴代最長で、グループ内でも最年長のメンバーだった。同期には芸能界を引退した渡辺麻友さん、インドネシアを拠点にタレントとして活動する仲川遥香らがいる。