柄本時生 14歳で俳優デビュー 兄・佑の代わりにオーディション受けたワケ「良くないんじゃないかって」

 俳優の柄本時生(33)が20日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演し、俳優デビューの意外なきっかけを明かした。

 父親は俳優の柄本明、母親は18年に亡くなった女優・角替和枝さん。そして、兄は俳優の柄本佑という芸能一家の末っ子の時生。俳優になろうという思いは「最初は全然(なかった)」というが、それでも14歳の時の俳優デビューすることに。デビュー作となった映画「Jam Films S『すべり台』」のオーディションを受けたのは兄の代わりだった。

 「兄ちゃんに来た仕事が兄ちゃんが出来なくて、“弟いるらしい”“じゃあ、弟見てみよう”ってなった」と説明。「オーディションのお話が来た時に、迷惑かけちゃいけないと思ったんですよ。“柄本、断った!”っていうのはあまり良くないんじゃないかって思って受けました」と、中学生ながらオーディションを受けたのは、断ることで家族に迷惑をかけることを心配しての行動だったと明かした。

 中学の頃は宮大工への憧れがあったという時生。俳優の仕事を始めた後も「職人さんへの憧れはちょっとあった」と回顧。「大道具さんとか車の後ろでサボってるんですよ。そこの輪の中で“段取り悪いよなぁ”って言ってる姿がカッコ良すぎた」と独特の憧れを告白。番組MCの加藤浩次が「理解できない」と首をひねる中、時生は「“文句言ってるけど、呼ばれたらやって、戻ってまた文句言ってる。文句言いながらも仕事出来る姿がなんか素敵だなと思ったんです」と説明した。

 「(憧れたのは)演者さんじゃなくて(裏方さんだった)」と時生。「それが原動力で俳優の仕事が好きになっていった。演じるというよりも大人の現場を見ていられるっていうのが楽しかったんだと思います」と振り返った。

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