俳優の松重豊(59)が15日、サッカー日本代表の公式ツイッターに動画で登場。かつて自宅の隣に住んでいた少年が日本代表としてワールドカップ・カタール大会に出場することに感慨深げに話し、エールを送った。
その少年とはイングランド1部ブライトンのMF三笘薫(25)。松重は「三笘薫選手、ワールドカップ出場おめでとうございます。以前、隣に住んでいたおじさんです」と話し出し「いやあ、感無量です。子どもの頃、お母さんの帰りを待つ間、うちのリビングのソファでゲームをしていたあの少年が、まさか日本代表となってカタールの地に乗り込む。思いもしませんでしたけれど、本当におじさんうれしいです」と振り返った。
また「そして、あの時一緒にいた家族一同、皆で応援しています。本当に左サイドからドリブルで突破して、是非ドイツ、コスタリカ、スペインから点をもぎ取ってほしいと思っています。まあ、悔いのない試合をしてください」とエールを送った。
最後には「疲れて帰ってきたら、またうちのリビングでゲームでもしてくださいね。お待ちしています。ソファーもゲームも新しいものを手に入れました。また会える日を楽しみにしています。じゃ、カタールで頑張って。じゃあね」と温かいメッセージを送っていた。
◇三笘 薫(みとま・かおる)1997年(平9)5月20日生まれ、川崎市出身の25歳。6歳時にさぎぬまSCでサッカーを始め、小3で川崎Fの下部組織入り。ユースまでプレーし、筑波大に進学。17〜19年に3年連続で関東大学1部リーグのベストイレブン。17年に川崎Fの特別指定選手となり、プロ1年目は13得点12アシストでベストイレブン。21年8月にプレミアリーグのブライトンに完全移籍し、21〜22シーズンはベルギー1部サンジロワーズでプレー。1メートル78、73キロ。利き足は右。