俳優の松田龍平が映画の沖田修一監督と7年ぶりにタッグを組んだWOWOW「連続ドラマW 0.5の男」(28日後10時スタート)の完成報告舞台あいさつが23日、都内で行われた。
2人がタッグを組むのは、2016年公開の映画「モヒカン故郷に帰る」以来。ドラマで松田が演じたのは実家暮らしの40歳ひきこもり男で、家の建て替えを機に妹家族と”2.5世帯住宅”に住むことになり、生活は一変。そんな中での主人公のゆっくりとした成長を描いていく。
松田は「ずっとこういう役を待っていた。やっと来たか」といい、沖田監督作を心待ちにしていたという。沖田監督も「ずっとこういう役をやってもらいたかったんで、うれしく思ってます」と相思相愛ぶりをアピール。松田はさらに「家でゲームをしながらポテチ食べるという、ぬるま湯に浸かっている状態でも『これは役作りなんだ』と思えて幸せでした」と苦笑していた。