■「ノッキンオン・ロックドドア」とは?
同ドラマは、新時代のミステリー作家・青崎有吾氏が出版した同名タイトルのシリーズ小説を映像化。韓国や中国でも翻訳本が発売され、WEBTOON版も大好評を博すなど、国内外から注目を集めている作品。
相棒でありライバルである二人の探偵、御殿場倒理(松村)と片無氷雨(西畑)が、共同経営者として手を取り合い、次々と奇妙な難事件に挑んでいく本格ミステリードラマ。演出は堤幸彦氏らが担当する。
■W探偵・倒理&氷雨を詳しく紹介
松村が演じるのは、悪魔のような巻き毛&黒のタートルネックが特徴の“不可能”専門探偵・倒理。密室犯罪や衆人環視の毒殺など不可能犯罪のトリック(=HOW)の解明を得意とする半面、人の気持ちが理解できず、傍若無人な言動を繰り出す変人。
一方、西畑が演じるのはスーツ姿の「地味眼鏡」こと、“不可解”専門探偵・片無氷雨。彼の得意分野はダイイングメッセージや現場の遺留品などから、動機や理由(=WHY)を読み解くこと。社会性に欠ける倒理とは違い、常識的な性格も氷雨の持ち味だという。
そんな二人は相棒にしてライバル。この何とも不思議な均衡関係の中、折に触れていがみ合いながらも、探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」のW探偵&共同経営者として手を取り合い、次々と奇妙な難事件に挑む。
また、倒理と氷雨の大学時代の同級生であり、警視庁刑事部捜査一課の刑事・穿地決を石橋静河が、探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」でアルバイトをする女子高校生・薬師寺薬子を畑芽育がそれぞれ演じる。
その他にも駒木根隆介、角田晃広、渡部篤郎らが豪華出演者が集結し、同ドラマを盛り上げる。さらに、第2話のゲストとして、丸山智己、大河内浩、長田成哉らが出演する。
■「美影がまた人を殺した」…第2話のあらすじ
3年前に不正献金疑惑で世を騒がせた元衆議院議員・南雲弘伸(大河内浩)が、自ら開催したパーティーで、スピーチの最中に突然苦しみ出し、搬送先で死亡する。スピーチ直前に南雲が口にしたシャンパンからは毒物が検出。
しかも、会場の入口には毒物が入った小瓶とともに、古典落語「死神」の一節が記された紙が残されていた。この“あえて残された痕跡”を見た警視庁捜査一課の刑事・穿地決(石橋静河)の顔色は一変。
すぐさま不可能(=HOW)専門探偵・御殿場倒理(松村北斗)と、不可解(=WHY)専門探偵・片無氷雨(西畑大吾)に連絡を入れる。
「美影がまた人を殺した」。美影とは、3人の元ゼミ仲間・糸切美影(早乙女太一)。現在は犯罪コンサルタントとして、殺人をもくむ依頼人にトリックを指南しており、その才能は桁違い。今回もまさに完全犯罪ともいうべき、“衆人環視の毒殺”を仕組んだのである。
というのも、毒入りのシャンパングラスはほかでもない南雲自身が、給仕係のトレーからランダムに取ったものだった。しかも、会場内の飲食物からは一切、毒物が検出されなかった。
では一体、誰がいつ、どうやってグラスに毒物を混入し、南雲の手にだけ渡るように仕向けられたのか、美影にしか作れない最高難度の謎に、奮い立つ倒理と氷雨。
そんな中、大胆な仮説を立てた倒理は、南雲と二人三脚で政界をのし上がってきた秘書・浦和敬人(丸山智己)に着目。氷雨とともに、浦和のもとを訪ねる。
やがて事件の推理をめぐり、倒理と氷雨が決裂。さらに、単独で動き出した倒理が、絶体絶命の危機にさらされてしまう。
■学生時代の倒理、氷雨らのシーンも公開
公式ホームページの予告動画では、倒理(松村北斗)と氷雨(西畑大吾)が事件の謎を解こうとするシーンや学生時代と思わしき倒理、氷雨、決(石橋静河)、そして美影(早乙女太一)の姿などが公開されている。
また、「美影の事件だからって無理するな」という倒理の声とともに、倒理と氷雨が決裂しているかのようなシーンが存在。これを見た視聴者からは、「え! けんか?」「二人が決裂ってどういうこと!」と、倒理と氷雨の友情を心配する声が上がる
その一方で、「バチバチのお芝居楽しみ!」「『俺の色に染まれー!』が今日見れるってこと?」「めっちゃめちゃ楽しみ!」「この2人の演技が好き」「程よい距離感がうまい」と松村と西畑の演技を絶賛する声が多く上がった。
さらに、血を流して倒理と、氷雨が「倒理…!」と苦しそうに名前を呼びながら倒理のそばで倒れる衝撃的なシーン、決が「殺すよ、私があいつを」と言い放つせりふもあり、「第2話も神回の予感」「展開が読めない」「このテンポのよさがいい!!!」と、第2話を楽しみのするメッセージが寄せられた。