歌舞伎俳優の松本幸四郎(51)が5日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(後9・00)に出演し、2022年に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に自ら売り込んでいたことを振り返った。
長男の八代目市川染五郎がNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源義高役で出演。この大河ドラマに、松本もあわよくば出演を狙っていたという。「(長男が)カツラ合わせをしに行ったんですけど、その時は一緒に行った」と同行。その際に「たまたまカツラ合わせに行った時が、義高のおじいさんが木曽義賢で『義賢最期』っていう歌舞伎をやっていた」と、自身は歌舞伎の舞台で義賢を演じていた。
息子が義賢の孫役・義高を演じるということもあり、NHKスタッフに「義高の祖父・義賢を演じているんですけど、出番ないですかね?」と自ら「売り込みにいった」ことを明かした。
さらに売り込みだけでなく、「義高が“あぁ、おじいちゃん”って言って出てきたりね。回想でね、出てきたりすることもあるかなと提案したんですけどね」と自ら出演シーンの提案も行った。だが、NHKスタッフからは「おじいさんの役をやってるんですか…」という返しで終わり、空振りに終わったことを振り返った。