松本人志の文春訴訟、東京地裁に傍聴券求める人殺到 691人が列 抽選倍率は約36倍

 女性に性行為を強要したなどと「週刊文春」に報道されたお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、報道によって名誉を傷つけられたとして、発行元の文藝春秋などを相手取り5億5000万円の損害賠償を求めた民事訴訟は、28日午後2時半に東京地裁で第1回口頭弁論が開かれる。注目の高い裁判に、朝から傍聴券を求める長蛇の列ができた。

 抽選の整理券が、交付締め切りの午前10時10分までに報道関係者を中心に691人が列を作った。傍聴希望者に用意される19席に対し、抽選倍率は約36倍となった。

 週刊文春は昨年12月末、松本が2015年に東京都内のホテルで複数の女性に性的行為を強要したなどと報道。1月8日に松本は自身のX(旧ツイッター)で「事実無根なので闘いまーす」などと表明し、吉本興業は当面の間、松本が芸能活動を休止すると発表した。

 さらに1月22日、松本は文藝春秋に対して5億5000万円の損害賠償や訂正記事を求めて東京地裁に提訴。「記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたい」と弁護士の声明を発表した。

 提訴を受け、週刊文春編集部は「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、新潮に裏付け取材をしております。提訴によって萎縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」と声明を発表。提訴後も「SEX上納システムはある」などの続報記事を出してきた。

 一方、松本は今月25日、Xで「たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです」などのコメントを発表している。

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