俳優の松下洸平(36)が23日、都内で行われたTverオリジナルドラマ「潜入捜査官 松下洸平」(9月5日、正午配信スタート)のメディア向け披露試写会に出席した。
松下は同作で初主演。警視庁の潜入捜査官として、大物俳優(佐藤浩市)の疑惑解明のため15年前から芸能界に潜入捜査をしていたという松下本人の設定で出演している。実際に民放5局の大人気バラエティーにも“潜入捜査”として出演した松下は「バラエティーも楽しみながら参加しつつも、こっそりずっと芝居し続けた」と撮影秘話を明かしたが、TBS系「ラヴィット!」では問題が発生したという。
生放送故に、芝居もそのまま放送される事から「めちゃくちゃやってやろう」と思い立った松下は司会の麒麟・川島明をずっとにらんでいたそう。「やりすぎちゃってSNSで『すごくにらんでる』と意見があって。TVerの見逃し配信のサムネイルもにらんでいて…」と後悔を口にしていた。その一方「(にらんでいた理由の)答え合わせもできるので」とニヤりとした。
本人として出演している事から「役作りはない」と笑顔で語った松下。「設定がすごいトリッキーなので、最も普通そうな俳優が選ばれた。ある種適任かなと思う」と謙遜しつつ、自信をのぞかせた。一方で、作品の設定上「支障が出る」といい、これから出演するドラマやバラエティーなど「こいつまた(潜入捜査)やってんじゃねえかって」思われるのでは無いかと不安を口にし、「潜入捜査−」以降これから出演する作品に「疑った目でご覧にならないでほしい」と切実に訴え、笑わせた。