元放送作家の長谷川良品氏が5日、自身のユーチューブチャンネルを更新。BBCによる旧ジャニーズ事務所「SMILE―UP.」の東山紀之社長の単独取材について言及した。
BBCの取材では、SMILE社が虚偽の被害申請を問題視する姿勢を表明したことにより、被害者への誹謗中傷が増加した事が指摘された。
指摘に対し東山氏は「現時点では思っていません。実際問題、話がかみ合わない方がいらっしゃったり、面白半分で来る人たちもいる」と語ったが、長谷川はこの回答を問題視。「虚偽の質問をされる方もいるという質問をヒアリングのたびにしているとしたら、それこそ残酷だと思います。被害者を救済どころか被害者を疑う行為が目的化していて、本末転倒だと感じる」と指摘した。
さらに、東山氏が「とにかく僕がお会いします」と積極的に被害者と対面する意思を改めて示したことに長谷川氏は「厚顔無恥を超えたホラーを感じる戦慄」とあ然。
続けて「ロングインタビューを見る限り、東山氏の対応は癒しになるどころかむしろ取り調べに近い印象で、告発者の訴えの真偽ばかり問われそうでむしろ躊躇してしまうのではと感じる」と危惧。「それが狙いなのかもしれませんが…」と指摘した。
「この自己陶酔型の自信というのは一体どこから来るのか不思議でなりません」と疑問視した上で「とにかくあの高貴なたたずまい、落ち着いたトーンからリリースされるつたない発言にギャップがありすぎて驚かされます」と最後まで酷評していた。