第36回東京国際映画祭が23日開幕した。11月1日まで、日比谷、銀座地区などを会場に、219作品が上映される。メインのコンペティション部門には日本の3作品を含む15作品が選出されており、グランプリを競う。
東京都千代田区の東京ミッドタウン日比谷前に設けられたレッドカーペットには、オープニング作品「パーフェクト・デイズ」主演の役所広司さん(67)、コンペ部門の審査委員長も務めるヴィム・ヴェンダース監督(78)ら約220人が登場。沿道の人たちの歓声に笑顔で応えていた。クロージング作品の「ゴジラ‐1.0」(山崎貴監督)に主演した神木隆之介さん(30)、ヒロイン役の浜辺美波さん(23)も姿を見せ、開幕を華やかに盛り上げた。
コンペ出品作「正欲」(岸善幸監督)からは主演の稲垣吾郎さん(49)、新垣結衣さん(35)らも参加した。