ブースでは発売中の『野田ゲー』を、昨年と同じく畳の上で座布団に座りながらプレイすることができ、自宅にいるような感覚でリラックスして遊ぶことができる。
担当者によると、ブースは50分ほどで設営が完成したそうで「TGS史上1番質素なブースです」とドヤ顔。昨年とまったく同じデザインのブースにしたことについて問うと、「同じように見えてパワーアップしています! 座布団を4枚から8枚にして倍にしました。あとは、モニターも1台増やして、昨年の反省点として野田さんから『扇風機は必要だ!』と指摘されたので、今回は扇風機を用意して快適度が増しています!」と強調した。
しかし、ブースをよく見ると座布団は8枚ではなく9枚で「なんで9枚あるんだろう…。不思議ですね」と困惑。ブースを訪れた人はゲームをする人もいれば、何もせず畳の上で休憩する人もおり、「うちのブースはこれでいいんです。他社さんのように派手なことしても負けるので、休憩ブースとして活用してくれたら」と独自路線を貫いていた。
なお、周囲の大きなモニターを使ってゲームを宣伝する他社ブースとは違った異様な雰囲気で、ポスターも飾ることなく、質素感あふれるブースに来場者や周囲のゲーム関係者からは「吉本さん、ポスターも飾っていないので何を宣伝しているのかわからない…」「宣伝する立場としては、ウチでは絶対にできない。コスプレイヤーで来場者の注目を集めて、お土産を用意するとかが一般的なので、すごいとしか言えない。勇気を感じる」など驚いていた。
なお、担当者は歩く来場者に向けて「休憩しに来ませんか?」「畳の上で休憩しましょう!」と、ゲーム宣伝より歩き疲れた休憩ブースとして呼びかけており、「午後になって関係者の方々の疲労が出てくる。ここから忙しくなります!」と意気込み。ブースの目玉について聞くと、「野田クリスタルの名刺です。来てくれた方々に配布しています」と、なぜかゲームではなく名刺を強調していた。