大阪城天守閣の復興90周年を記念する「大阪城夢祭」が23日、最終日を迎えた。関ジャニ∞の村上信五(40)が関西ジャニーズJr.とともに城周辺の「大名行列パレード」を行った。
晴天のもと、大阪城主に扮(ふん)した村上は後輩らとともに約1・1キロを歩いた。「桜門を通ったときの景色は、この格好で見るとわけが違いましたね。会ったことないですけど、秀吉公に申し訳ないなという気持ちが芽生えるくらい重厚感がありました」と振り返った。
衣装から連想される「大河ドラマ」への思いを問われると「今日を機会にぜひ、めちゃくちゃ似合ってたよ、と関係者の方に一報をぜひお願いします(笑い)」と笑顔で答えた。
15日から9日間にかけて行われた同イベント。パレード後は大阪市の松井一郎市長(58)お笑いコンビ、ブラックマヨネーズの小杉竜一(49)吉田敬(49)ら3人が待つステージで、千秋楽イベントを行った。
村上は、公家を連想させる羽織姿の松井市長の出迎えを受けて「お似合いでした。登壇したとき、打ち解け感がすごかった」と振り返った。
ステージで松井市長からは25年大阪・関西万博に向け「エンターテインメントは欠かせない。そのトップを村上将軍にお願いしたいと思っています」とラブコール。
村上は「見たことのないテクノロジーをエンターテインメントと融合して、明るい大阪を未来へ続くように頑張ります」と力強く宣言。小杉から「コメントがまともに仕上がりすぎてて、びっくりした」とつっこまれると照れ笑いを浮かべていた。【波部俊之介】