杉良太郎、3回目のワクチンを接種 新型コロナ罹患経験から訴え「健康はお金では買えない」

 俳優で歌手の杉良太郎(77)が4日、都内で『新型コロナウイルス ワクチン接種 広報啓蒙活動』第2弾に出席し、ワクチンを接種した。

 啓蒙活動には、杉のほか、EXILE TETSUYA、EXILE SHOKICHI、HKT48の武田智加、富永阿紀、松岡はな、佐藤三兄弟(綾人、颯人、嘉人)、入江聖奈が参加。杉は「ワクチン接種を進めていきたいと思い。ワクチン接種が滞っている。うまくスムーズに、もっと早くワクチン接種ができていたら日常の生活が取り戻せたのになぁという思いから。1日も早くコロナ前に戻すために、手段としてはワクチンしかない。これを進めていきたいから、皆さんにお集まりいただきました」と経緯を説明した。

 杉自身、今年1月に新型コロナウイルスに感染した。熱が38.2度まで上がり、のどにも痛みが出た。「残念ながらコロナに罹りまして痛い思いをしました。どこで罹ったのかハッキリすれば、これから『そういったところはよくない』と申し上げることができるのですが、どこでどうなったのかわからない。これが恐ろしいところだと思います」と話した。

 ワクチンを受けたくないと思っている人に向けて「それは、それでしょうがないと思う」と思いをくみ取りながらも「もし人に感染させるとなると自分だけの問題ではない。また、基礎疾患がある人たちはコロナに罹ると命に関わる。若い人、年齢を重ねている人問わず早く接種していただきたい」と呼びかけた。最後は「健康は絶対にお金では買えない。十分に理解をしていただいてワクチン接種を進めたい」と発信した。

 新型コロナウイルスに感染した後は「自分が誰かに感染させているんじゃないかという方がつらい。隔離されているのもつらい。誰かに会ってはいけなかったり、出歩いちゃいけないのが症状よりもつらかった」と口にすると「感染するよりワクチンのちょっとした副反応は大したことない。怖がらないで。家族や友人のためにも責任を持って受けた方がいいのでは」と呼びかけていた。

 また、啓蒙活動として杉は実際に3度目のワクチンを接種していた。

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