元衆議院議員でタレントの杉村太蔵(44)が17日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に出演。東京都知事選で次点だった前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)について語った。
石丸氏は、都知事選で3選を果たした無所属現職の小池百合子氏には及ばなかったが、165万8363票を獲得して次点と健闘。精力的な街頭演説とSNSによる発信で無党派層や若者の支持を集め、一躍脚光を浴びた。一方で、報道番組での受け答えが“高圧的”といった批判も出ている。
この日の番組では、14日放送のTBS「サンデージャポン」で石丸氏と共演した元経産官僚で経済学者、慶大大学院教授の岸博幸氏が「改めて彼はしっかりした真っ当な人間と思った。石丸氏はほかの出演者の前やテレビカメラの後ろを回り道して席に着いた」。「人間の本質はこういう細かいところで分かる」と石丸氏の行動を評価したコメントを取り上げた。
これを受け「サンジャポ」レギュラーの杉村は「彼と直接お会いすると、これが普通の人というか、素敵な人でしたよ。ちょっとわざとやってるのかな、計算して厳しい態度をとってるのかなと思う」と私見を語った。
さらに「以前ご本人もそこは計算してるっておっしゃってましたんで、なるほどそういう戦略だったんだなって思いました」と一連の石丸氏の言動を冷静に分析していた。