杉本彩 動物虐待につながるペットショップの売買に警鐘「お金のために動物の命を搾取するのは非道」

杉本彩 動物虐待につながるペットショップの売買に警鐘「お金のために動物の命を搾取するのは非道」

トークセッションに参加した杉本彩

(東スポWEB)

「公益財団法人 動物環境・福祉協会Eva」理事長で女優の杉本彩(55)が3日、兵庫県内で「高校生と考える保護犬の未来」トークセッションに参加した。

 基調講演で、生き物をペットショップで売り買いすることの問題点を指摘した。「この社会は残念なことに動物の命を他の商品と同じように大量生産し、不良在庫、余剰在庫、売れ残りと判断された愛玩動物は不幸な運命をたどることになる。多くの人に知っていただき、根本的な改善を目指すために啓発活動を行っています」と切り出した。

 2021年に長野県で起きた動物虐待事件を例に挙げ「獣医師免許もない繁殖屋のオーナーが出産間近の犬のおなかを麻酔なしで切り開いて子犬を取り出していた。ペットショップがあることでこういった繁殖屋が生まれてしまう」と目に涙を浮かべて語った。

 長年にわたって動物保護運動に力を入れてきた。それにより、リスクを背負うこともあった。クレームも絶えずあり「殺人予告の電話がかかってきたこともありました。社会活動をしてると、企業から警戒されることもあるんですよ」と明かした。

 政界参入や政党の立ち上げについて「しょっちゅう要望がくるんです。毎年言われ続けてきたんですけど、私は向いてないと思います。政治って難しいですよね。課税するって難しいことみたいで、ペット税ってずっと言われてるんですけど…。動物愛護の啓発活動をしていく事が私の使命なんじゃないかな」とした。

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