フィギュアスケート選手としても活躍する女優の本田望結が23日、グランフロント大阪うめきた広場に特設されたアイススケートリンク「つるんつるん」(24日〜来年2月25日)のリンク開きに出演した。
10年連続で初滑りの大役に、今年は鮮やかな青のコートを着て登場した。出演したNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」(23年)の主題歌で、あいみょんが歌う「愛の花」にのって、バラの花を1本ずつ拾い、最後はバラの花束をプレゼントするスケーティングを披露。楽曲について「今年思い出に残っている曲を探したら、この曲だと思いました。小道具を使う演出は初めてだったのですが、一つひとつの花が大きな花束になるように映っていたらうれしいです」と笑顔で語った。
花束はスケート会場でファンがリンクに投げ入れるシーンが有名。「全日本選手権に出るお姉ちゃん(本田真凜)へ。テレビになると思いますが応援しています」と語った。衣装もこれまでの9年間とガラリとイメージを変えた。コートを羽織った大人っぽい姿に「日常の愛を表現できるように、イメージしてみました」と話した。
10年を振り返り、1度も雨などの悪天候でリンク開きが中止になっていないことを挙げた本田は「冬がきたなって思えるのがつるんつるんでうれしいです」とにっこり。今年はリンクもライトアップされ、滑って楽しい、見て楽しい屋外リンクになっている。12月22日〜25日の期間はスペシャルバージョンとして、氷の上にメッセージを表示。誰にメッセージを送りたいかを聞かれた本田は「初めて小学校4年で滑った自分に。『10回目だよ、小4の望結』って」と、いたずらっぽい笑みを浮かべた。
この日、ほぼ同時刻にファンを公言しているオリックスの優勝パレードが大阪・御堂筋と、兵庫・三宮で開催されているが、今イベントとテレビ収録のため、見に行くことはかなわず。オリックス関連の質問もすべてシャットアウトした。