俳優、木村拓哉（４９）が１２日、東京都内で行われたテレビ朝日系主演ドラマ「未来への１０カウント」（１４日スタート、木曜後９・０）の制作発表に共演女優、満島ひかり（３６）らと出席した。
ボクシングの高校４冠達成後に競技を諦め、人生のどん底にいた主人公が母校のコーチに就任して生きる希望を取り戻す物語。木村は学園スポーツドラマ初挑戦となる。
会見はボクシング部のリングセットで実施。役衣装のジャージーに身を包み、共演者をロープフォローで迎え入れたキムタクは「見どころでもある『出逢い』によって、おのおののキャラクターが成長したり、傷ついていく。ボクシング部のスローガンにもある不撓（ふとう）不屈にモチベーションを持っていけるドラマ」と力を込めた。
撮影現場ではＮＧを出すと共演者から〝腹打ち〟をされるといい、ボクシング部顧問役の満島は「私もやられたり、やったりしている」と告白。部員を演じるＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ・高橋海人（２３）は、ジャニーズ事務所の大先輩相手にミット打ちを披露して「木村さんはドラゴンやツチノコのように『本当にいるのかな？』と思うぐらい憧れの存在。撮影現場でなりたい存在に変わり、リアルな関係性が出ている」とアピールした。
主人公の高校時代からの親友に扮した安田顕（４８）、ボクシング部員役の山田杏奈（２１）も出席。同じく部員を演じる村上虹郎（２５）は体調不良のため欠席した。
