女優の木南晴夏(38)が22日放送の日本テレビ「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)に出演し、思ったように役の取れなかった時代を振り返った。
木南は幼稚園の時に宝塚の「ベルサイユのばら」を見て宝塚にあこがれたのが芸能界入りを目指すきっかけだったと明かす。高1の時に第1回「ホリプロNEW STAR AUDITION〜21世紀のリカちゃんはあなた!!〜」でグランプリを獲得し上京した。
だが、オーディションで「ヒロイン落ちて友達がずっと続いて…なんで私がヒロインになれないんだろうって思って、オーディションのやり方も変えてみたんです。ヒロインになりたくて。そうしたら友達にもなれない。友達としてでも出た方がいいやと思って、やり方を戻したりとか」と語った。
転機となったのは09年に公開の映画「20世紀少年」のヒロイン・カンナの友人・小泉響子役。その時も「カンナの友達の小泉響子って役なんだけど、私はその時カンナ役のオーディション受けてるの。受けて、いわゆる落ちて、友達役」と語ったが、それが、原作・浦沢直樹の漫画のキャラクターに瓜二つ、と話題になり「20世紀少年という作品をきっかけに、お声をかけてもらえるようになった、っていうのがあって、友達役でも見てくれる人がいるんだってマインドが変わった。お友達役の楽しさを見つけた。そんな感じです」と笑った。