元宝塚歌劇団宙組トップスター、朝夏まなと(37)が29日、大阪市内で主演ミュージカル「モダン・ミリー」(10月1〜2日、大阪・新歌舞伎座)の会見に出席した。
20年4月の東京公演など全国での上演を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言により開幕直前で中止になった。2年の時を経て上演が決定した朝夏は「2年前は通し稽古までしていた。仕方がないと思いつつ、やるせない気持ちだった」と振り返った。
長引くコロナ禍の影響でエンターテインメント業界は苦境にあえいでいる。「こういうご時世なので、本当に胸が痛い現象が起こる。なんとかならないのかな。本当に胸が痛いです」と話した。
02年にトニー賞作品賞などを受賞した大ヒットブロードウェイ・ミュージカル。見どころについて「歌と踊り。タップダンスが多い。タップを打っていると、ワクワクして元気が出る。楽しんでいただきたい」とPRした。
共演は中河内雅貴、一路真輝ら。2年前と同じキャストで”リベンジ公演”となる。