2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(10月2日スタート)の記者会見が8日、都内で行われ、ヒロイン・花田鈴子役の趣里、鈴子の父・花田梅吉役の柳葉敏郎、鈴子の幼少時代を演じる澤井梨丘、作者・足立紳氏、音楽を手掛ける服部隆之氏らが出席した。
澤井が演じるヒロイン・鈴子(少女時代)は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子。銭湯の看板娘として、常連客たちにかわいがられている。
出演決定の知らせを聞いたのは「ちょうど修学旅行の帰り」で「お姉ちゃんとお母さんが私に『おめでとう!』とサプライズで教えてくれました。みんなで頑張ろうって号泣しました」と照れながら告白。
さらに「今回の『ブギウギ』がドラマ初出演ですごく緊張しています」と初々しい表情を浮かべると「ワンシーン、ワンシーンを撮っていて、つながった作品を見てすごく感動しました。ニヤニヤが止まらなくて、泣くシーンは一緒に泣いて。すごい感情が揺さぶられました」と出来栄えについて語った。
タイトルにある『ブギウギ』とは、陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種で、多くの人を明るく元気にしたいという思いを込められている。ヒロイン・鈴子は、香川生まれの大阪育ち。銭湯の看板娘から、“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていく。大阪の華やかなステージ、生まれ故郷・香川への思い、そして夢を追いかけ東京へ…。さまざまな舞台が作品を彩り、今作は「これまでの朝ドラにはないほどの歌と踊り」が出てくるという。