ひと足早く第1週を鑑賞した趣里は「足立さんの書く本、服部さんの音楽、梨丘ちゃん演じる鈴子、お父ちゃん(柳葉)、お母ちゃん(水川あさみ)。鈴子の原点が詰まっていてテンポもよく、早く第2週が見たいですよね!本当にすてきなまさしく『ブギウギ』っていうタイトルがぴったりな第1週でした」と手応えたっぷりにコメント。
趣里が演じるヒロイン・鈴子は、戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルとし、明るい笑顔とまっすぐな心で歌手の道を突き進み日本中に元気を届ける…というキャラクターだ。
役作りについて「歌を本当に頑張らなきゃいけない。日々、ボイトレの先生と二人三脚で呼吸、発生の仕方からやり始めました。劇中で歌う曲もたくさんあるのでその都度細かくレッスンしています。歌うことが楽しくなってきた」と笑顔で話すと「ダンスも先生と撮影の合間におけいこしています」と明かした。
さらに主題歌「ハッピー☆ブギ」では、EGO-WRAPPIN’のボーカル・中納良恵、シンガー・ソングライターのさかいゆうとともに、ヒロイン・趣里が歌唱する。「最初は『えぇ!』と半信半疑でした」と振り返った趣里だが「中納さん、さかいさんの歌声を聞いて、服部先生のディレクションでとっても楽しくレコーディングできました。それが音楽となって皆さんにお届けできれば」と笑顔で回想した。
ここで父親役の柳葉が「紅白狙ってんだろ!?言っとけ、言っとけ!」と水を向ける。これに「これ(記者が)書いちゃうから!」と慌てた趣里は「それは大変なことです(笑)。まずは撮影、頑張ります!」とフレッシュに意気込んでいた。
タイトルにある『ブギウギ』とは、陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種で、多くの人を明るく元気にしたいという思いを込められている。ヒロイン・鈴子は、香川生まれの大阪育ち。銭湯の看板娘から、“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていく。大阪の華やかなステージ、生まれ故郷・香川への思い、そして夢を追いかけ東京へ…。さまざまな舞台が作品を彩り、今作は「これまでの朝ドラにはないほどの歌と踊り」が出てくるという。