お笑いタレントの有吉弘行(47)が22日放送のテレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」(金曜後8・00)に出演し、自身のキャラについて語る場面があった。
「昔は否定していたのに今は平気でやっていること」が話題になった。有吉は共演のマツコ・デラックスに視線を送り、「基本的になんでも否定から入るんだから、我々は。そこから肯定していくっていうのが我々の基本的なやり口だよね」と、ぶっちゃけ。「楽屋で病気の話ばっかりしていたら辛気くさいな、ジジイやめちまえって言っていたけど今、自分たちもしている。それは年齢からくるものだけど」と続け、笑った。
年を重ねて丸くなったという有吉は、トガるのをやめることで仕事が増えると持論を語る一方で「『いやでも僕は違います』って言いたくなる気分も分かる」とコメント。これにマツコは「私らみたいにテレビしかない人間は、ずっとトガってずっと文句言っていたらそういう枠としても終わっちゃっていたと思う。私たちは牙をもがれるように、テレビの人が使ってくれる人にならざるを得なかったから」と話した。
2人ともキャラをマイナーチェンジしてきたそう。「それこそ有吉さんとか坂上(忍)さんとか、狂犬みたいな人が10年ちょっと前から出始めて、でもみんな大人になっちゃったもんね」と、マツコはしみじみだ。有吉は「俺なんて本当はそこで小便したいよ、だけどそれを抑えて仕事しているよ。それくらいトガっているのよ」としつつも、「しつけを覚えちゃって。トイレの場所を覚えちゃって。でも、まだ(メチャクチャ)したい思いはあるんだよね、でもしつけられたから」と漏らしていた。