元NHKのフリーアナウンサー、有働由美子(53)が2日放送の日本テレビ「超豪華!日テレ系春の祭典30番組大集合で夢のコラボ!特別授業3時間SP」(後7・00)にVTR出演。生放送中の失敗でクレームが殺到し、謝罪したという出来事を振り返った。
有働アナはスタジオ出演者に対して、クイズを出題。「私は『先ほどは〇〇してすいませんでした、お詫びして訂正します』と、ニュース中に考えられない謝罪をしました。何をして謝罪したでしょうか?」と問いかけた。その後「笑いが止まらなくなって謝罪した」と、自ら正解を発表した。
今から28年前、有働アナが中継先の新人アナのリポートを聞いていたときのこと。新人アナはサクランボがテーマのリポートをしていたといい、「『サクランボをヘリコプターにのせて、農協の夢をのせて、今ヘリコプターが飛び立ちます』っていう中継だったんですけど。ヘリコプターがずっと飛ばなくて」と状況を説明した。
中継先から「今、まさに夢をのせて。今ヘリコプターが夢をのせて、飛び立とうと、飛び立とうと。まさに今、夢をのせて…」の声が聞こえるものの、ヘリは飛ばず。そのままタイムオーバーとなり、スタジオに映像が切り替わった。有働アナは「『今、夢をのせて』って繰り返されて3分過ぎちゃって、すぐスタジオに戻ってきたので。笑っちゃいけないって思っていたけど、もう笑いが止まらなくて」。こらえきれなくなってしまったという。
その言動が原因で、生放送中にクレームが殺到したそう。番組終盤に謝罪することになったとし、「本当にその時はすいませんでした。若かったですあのころは」と反省、頭を下げていた。