今月6日、韓国ボーイズグループ「BTOB」は11年間所属していたCUBEエンターテインメントを離れた。CUBE側は、「『BTOB』との縁は、惜しくもここで切れることになったが、限りない可能性を持つメンバーたちの新しい成長と、光る未来を心から応援する」と、最後の道を見送った。
新しい所属事務所を探すことになった「BTOB」メンバーたちの中で、一番先に消息を伝えたメンバーは、イ・チャンソプだった。去る22日、彼はfantagioとの専属契約締結を知らせ、「メンバーたちも、すぐ良いニュースが聞こえてくると思うので、少しだけ待っていてください!」と伝えた。
たとえ完全体移籍は不発となっても、イ・チャンソプは「僕らは永遠に一緒にいるで、心配しないでください。今後もグループ活動を最優先に考えて活動する予定だし、また計画している活動もあるので、これからもたくさんの応援と愛送ってくださるとありがたいです」と伝え、ファンを安心させた。
また「BTOB」以外にも、“別々にまた一緒に”を約束したグループがある。韓国ボーイズグループ「EXO」のメンバーD.O.も、やはり先月SMエンタテインメント(以下SM)との専属契約が終了した。D.O.は元SMのマネージャーが独立して設立した新会社に移籍したが、話し合いの結果「EXO」としての活動は、変わらずSMと共におこなうことにしたと明らかにした。
さらに、実際の所属事務所は違うが、完全体の活動を続けているアイドルグループがある。韓国グループ「SUPER JUNIOR」のメンバー、ウニョク、ドンヘは18年間所属してきたSMを離れ、新会社を設立した。キュヒョンも、Antennaに移籍した。
しかし彼らは、「SUPER JUNIOR」の完全体活動を続けてきている。今月4日、デビュー18周年を記念したファンミーティングを盛況裏に終えた「SUPER JUNIOR」は、「メンバー一人ひとりでもカッコいい活動を見せてくれているが、ステージで『SUPER JUNIOR』として、一緒にいる時が一番おもしろいし、幸せなように思う」と感想を残した。
韓国ガールズグループ「少女時代」も、メンバーごとに所属事務所は違っても、一緒にいる気持ちだけは変わらず、完全体活動を披露したことがあり、長寿アイドルの代表グループ「god」も、メンバーごとに所属事務所は違うが、最近ソウルでコンサートを成功させ、以降もテグ(大邱)とプサン(釜山)でその熱気を続けていく予定だ。
アイドルグループが、デビュー後、時間が過ぎる中で長く一緒にやってきた所属事務所を離れている。だが、ファンたちと完全体の活動だけは固く約束し、応援の声が高くなっている。