舞台あいさつに臨む篠原哲雄監督(左から2人目)ら。特別出演した那須塩原市の渡辺美知太郎市長(左から3人目)も駆けつけた=栃木県那須塩原市豊浦のフォーラム那須塩原で2023年12月1日午後2時10分、鴨田玲奈撮影
(毎日新聞)
那須地域が舞台の一つとなったロードムービー「本を綴る」の先行上映が1日、栃木県那須塩原市豊浦の「フォーラム那須塩原」で始まった。舞台あいさつも行われ、篠原哲雄監督や主演の矢柴俊博さんらが那須地域での撮影を振り返った。
初回の上映には、定員を上回る100人超が来場した。舞台あいさつには篠原監督と矢柴さんのほか、脚本・プロデュースを務めた千勝一凜さん、長谷川朝晴さん、川岡大次郎さん、同市の渡辺美知太郎市長が登壇。矢柴さんは「那須の空気や景色はとても絵になった。なじみの良い空気に包まれて、ゆったりと演じることができた」と話した。篠原監督は「映画を見てどう思ったかを周りに伝えることで、この作品を一緒に大きく育ててほしい」と呼びかけた。
先行上映は午前11時45分からと午後6時45分からの一日2回。毎日、1回目の上映後に舞台あいさつを行う。2日のみ午後6時45分の回上映前(午後6時20分)にも実施する。来年10月より全国で順次公開される予定。【鴨田玲奈】