お笑いタレントの明石家さんまが1日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜・後10時)の生放送に出演。5月27日に膵(すい)がんのため死去した漫才コンビ「今いくよ・くるよ」の今くるよ(本名・酒井スエ子、さかい・すえこ)さんを、「くるよ姉さんは本当にお世話になった人。いつも褒めてくれはった」としのんだ。
初めての出会いは、さんまの師匠が京都花月に出演していた時だった。「くるよ姉さんのブラジャーの線が、丸くぷくっとなってたんで伝えたら『言わんといて〜。切れて肩結びしてるねん。絶対誰にも言わんといて〜』っていうのが最初」と、振り返った。その後も会うたびに褒めてもらったといい「ちょっと髪を切ると『菅原文太やないの』とか、浮かんだ言葉を表面で判断しはる。メガネをかけてスケジュール帳にメモしていたら『IT社長や』と言うてくれはった」と懐かしんだ。
くるよさんに最後に会ったのは、2022年4月に行われた吉本興業創業110周年を記念した特別公演「伝説の一日」だったことを明かし「車イスで登場してはったけど、私のことを『ステキ。かっこいい』って褒めてくださった」と回想。「姉さんのご冥福をお祈りします。姉さん、元気で」と追悼した。