明石家さんま(67)が、25日夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、22日に66歳で急死した笑福亭笑瓶さんについて語った。
番組冒頭から、さんまは笑瓶さんへの思いを打ち明けた。笑瓶さんの師匠笑福亭鶴瓶(71)とさんまがラジオ「オールナイトニッポン」で共演したのが2月19日。その翌日、鶴瓶からさんまに電話が入って、笑瓶さんが救急搬送されたことを聞いたという。
「病院ではもう自力呼吸できなかったらしい。前回(15年12月、ゴルフ場から救急搬送)は治ったんやけど…」
亡くなった22日には、再び鶴瓶から連絡が入り「ほんまに、ありがとう。お前(さんま)には世話になったわ」と礼を言われ、急いでさんまは、笑瓶さんのもとに駆けつけたという。
さんまと笑瓶さんを含む仲間数人で「パラダイスナイト」と称する夜遊びを何度も楽しんだ。ただ、最近はコロナ禍に加えて、笑瓶さんが以前倒れたことも考慮して「もしものことがあったらあかん」と控えていた。
それだけに「こんなことになるなら、強行突破(実施)したらよかったかも」と揺れる気持ちを表した。
さんまの師匠、笑福亭松之助さんが亡くなったのも同じ2月22日(19年)だった。「ほんまに不思議な縁というか…」と、さんまはしみじみ語っていた。