2日間約27時間に及んだ吉本興業110周年興行「伝説の一日」で、2日連続トリ公演「さんまの駐在さん」を務めた明石家さんま(66)が、9日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜午後10時)で、感慨深げに振り返った。
さんまは「とんでもないよ、吉本は。あんだけ出ても、まだ(総出演ではない)。個々の技術もね」。
「伝説の一日」は4月2、3日に大阪・なんばグランド花月で行われ、所属6000人と言われる同社から、2日間で芸人262組377人が出演した。
10年前の100周年時からは、顔ぶれも変化していた。さんまは「宮迫いなくなったり、オリエンタルラジオとかね。いなくなっても平気だ。あ、そうか、こんだけすごいヤツら、そろってるのか」とも続けた。
その選ばれし者による2日間計8公演で、トリ、大トリを担った「さんまの駐在さん」。両公演とも、さんま、今田耕司、ナインティナイン岡村隆史がメインキャストだった。
さんまは「あの中で大トリでね。3人でメインできたのが、本当に幸せ。あいつらも喜んでましたよ。『吉本の愛に包まれて寝れません』って」などと話し、公演から約1週間たっても薄れぬ感慨にふけっていた。