ジャーナリストの田﨑史郎さんが9日、テレビ朝日系朝の情報番組「モーニングショー」にスタジオ出演。「世界平和統一過程連合(旧統一教会)」と自民党所属の国会議員179人が接点があったと公表したことに私見を述べた。
番組内では、教団と党員の接点について同局の玉川徹さんが「電報を送るにしても講演するにしてもお金をもらうにしても、その団体が何の団体だか分からないで(付き合うなんて)。政府を構成する与党として、そんな政党大丈夫ですか」と疑問をぶつける場面も。
続いてスタジオ出演したタレントの長嶋一茂も、自身が面識のない人に花を送る場合「どういう方に花を送るのか、どういう方に電報を送るのか」をきちんと確認するとし、「リスク回避のためにタレントとしてやる」と持論を訴え、議論は白熱していった。
これに対して田﨑さんは「議員の方は普段からどうやって1票増やすかってことを考えている人たち」と説明し、タレントと立場が違うと主張。電報についても「頼まれたらやってあげるのが議員だと思ってらっしゃる人もいる」と意識の違いがあると説明した。
玉川さんが再び反論すると、田﨑さんは「今回のことで痛い思いを議員がしていますから、今後は少しは変わってくるんじゃないかと思う」との見方を示した。
ネット上では田﨑さんの主張に対して「一番痛い目にあったのは国民」「票を集めることが議員の仕事になったら本末転倒」「国民の生活をどうやって良くするが考えるのが国会議員なんじゃないの?」などの疑問の声が散見された。