日向坂46富田鈴花ミュージカル初挑戦、韓国大ヒットドラマ「ヴィンツェンツォ」舞台化で復讐劇

日向坂46富田鈴花ミュージカル初挑戦、韓国大ヒットドラマ「ヴィンツェンツォ」舞台化で復讐劇

ミュージカル「ヴィンツェンツォ」に出演する日向坂46富田鈴花

(日刊スポーツ)

日向坂46富田鈴花(22)が8月上演の「ヴィンツェンツォ」に出演し、ミュージカルに初挑戦することが17日、分かった。同日、都内で会見を行い、主演の俳優和田雅成(31)や共演の女優佐藤仁美(43)らとともに意気込みを語った。

上下白の衣装で登場し、「いつもグループで活動しているのですが、今回はソロで、個人で、緊張しています。よろしくお願いいたします」と笑顔であいさつした。「不安と期待が、60・40くらい。ちょっと不安のほうが大きくて。ミュージカル初挑戦ということもそうですし、外の舞台に1人で飛び出すっていうのも緊張するんですけど、うれしい気持ちがすごく大きかったです」と明かした。

舞台の先輩として、佐藤からは「初舞台の時は出たい舞台に出ださせてもらって、常に全力投球ですぐ声からせたっていうのはありました」とエピソードを明かされた。和田からは「とある番組を見て、(富田の)お歌が本当にうまくてびっくりした」と絶賛された上で、「救われた言葉は、『歌は心で歌いなさい、思いで歌いなさい』って言われたこと。僕はそこで負けないように勝負しようと思いました」とアドバイスされた。富田は「おふたりにのいいところを吸収して、追いつけるように頑張ります」と感謝した。

日向坂46メンバーからの反応を聞かれ、「昨日みんなにメールで知らされて、先輩の方とか後輩の子たちも『見に行くよ』とか連絡をくれました」と答えた。「私以上に喜んでくれる先輩方がいたりして、すごくうれしかったですね。グループにとっていい刺激になったらいいなと思います」とほほ笑んだ。

アジア最大規模のドラマスタジオ、スタジオドラゴン(韓国)とエイベックス・ピクチャーズ株式会社の戦略的業務提携協定の第1弾として、大ヒットドラマ「ヴィンツェンツォ」を初ミュージカル化。シリアスとユーモアが入り交じるストーリーと大迫力アクションが融合した復讐(ふくしゅう)劇だ。イタリアマフィアの相談役である主人公の弁護士ヴィンツェンツォ・カサノを和田が、共に大胆不敵な復讐に挑む弁護士ホン・チャヨンを富田が演じる。

「まだ稽古とかも始まっていないのですが、アクションシーンもたくさん見られるんじゃないかなと思って、とてもうれしいです」と伝えた。富田は「ホン・チャヨンは、人間の力強さや繊細さだったり、いろんな面が表情に出るような役柄だと思います。この舞台や役を通じて、力強くお届けできたらと思います」と意気込んだ。

ミュージカルは8月11日にアイア2・5シアター神戸で初日を迎え、同18日から東京・日本青年館ホール、同25日から大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。

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