韓国発の日中韓女性9人組、Kep1er(ケプラー)が20日と21日に東京・代々木第一体育館でコンサートを行い、計5万人を動員する初の日本ツアー(3都市6公演)をスタートさせた。
メンバーのチェヒョン(21)が「東京、楽しんでいますか? 一緒に盛り上がりましょう」と会場の1万人に呼びかけ、代表曲「WA DA DA」を今ツアーのみのスペシャルバージョンで披露。さらに、猫ダンスが話題の最新曲「Giddy」や日本デビュー曲「Wing Wing」など計20曲をキュートに歌い踊った。
終盤では集合写真を撮影するためメンバーが客席に背を向けた後、振り返ると、「Kep1er初ツアーおめでとう!」と書かれたパネルをファンが掲げるサプライズが。メンバーたちは思わず感涙した。
最後に日本人メンバーのマシロ(23)が「こんんなにたくさんの方が詰め掛けてくれてうれしいです。ずっと夢に見てきた光景なので、夢をかなえていただいて本当にありがとうございます」と感謝した。
同ツアーは今後、6月2、3日に名古屋・Aichi Sky Expoで行い、同10、11日に神戸ワールド記念ホールでフィナーレを迎える。
Kep1erは韓国のオーディション番組で応募総数1万3000人から選ばれた韓国人6人、日本人2人、中国人1人の9人で結成。昨年1月に韓国でデビューし、「WA DA DA」のミュージックビデオが公開3カ月で1億回再生を突破するなど世界的人気に。日本でもストリーミング総再生回数が1億回を突破した。同9月に「FLY−UP」で日本デビューし、日本レコード大賞特別賞を受賞している。