日テレ、今春は「近年にない大改革」改編率24・6% 平日朝を刷新「スッキリ」終了&「ZIP!」拡大

 日本テレビの4月期改編説明会が3日、オンライン形式で行われ、3月末に終了する同局朝の情報番組「スッキリ」の後継番組として、4月から始まる新番組「DayDay.」(月〜金曜前9・00)など、平日朝の大改革を行うと発表した。

 昨年11月、17年続いた情報番組「スッキリ」を終了させると発表した同局。4月期は「生活者動態や多様なニーズに対応する為に、日本テレビは平日朝帯の大改革を行います。新番組の編成のみならず、他局とは一線を画す新たな放送時間帯の再設定を行い、平日朝帯をアップデートします」と意図を説明した。「スッキリ」終了のほか、「ZIP!」を現行の8時終了から9時終了まで1時間、拡大編成。「日本テレビ朝の情報番組で史上最大規模にパワーアップします。“一緒にニッポンの朝を。つなごう、みんなのスマイルを。”のコンセプトはそのままに、時代の変容にあわせ番組内容を進化させます」と呼びかけた。

 GP帯の改編については、「敢えて、積極的な無改編で臨みます」と報告。直近1年間で改編・リニューアルを行った「カズレーザーと学ぶ。」、「上田と女が吠える夜」、「月曜から夜ふかし」、「嗚呼!!みんなの動物園」などが好調のほか、「ぐるぐるナインティナイン」、「有吉の壁」、「THE突破ファイル」などの長寿・中堅番組勢も好調を維持。「近年の改編で生まれた新番組や大幅なリニューアルを敢行した各番組は、試行錯誤を繰り返し改善を重ね、着実に成長しております」とした。

 改編率は全日24・6%、ゴールデン帯(午後7時から10時)2・9%、プライム帯(午後7時から同11時)10・7%%となった。

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