日テレ、ドラマ枠を新設 金曜深夜に「18歳以上の大人女性層」向けの「DEEPな作品」展開

 日本テレビの4月期改編説明会が3日、オンライン形式で行われ、大人女性層をメインターゲットにした「金曜ドラマDEEP」枠を新設したことを発表した。

 毎週金曜日、深夜0時30分〜0時59分で放送される「金曜ドラマDEEP」。「深夜だからこそ描けるディープな人間模様や緊迫するサスペンス、大人の恋愛などをテーマに、18歳以上の大人女性層をメインターゲットにした“DEEPなドラマ”をお送りします」と説明し「複雑

に絡み合うラブサスペンス、裏切り、騙し合い、爽快な復讐劇……ハマると抜けられない、怒涛の展開を美しく刺激的に描き出す。それが『金曜ドラマDEEP』のコンセプトです」とした。

 新枠の第一弾として、2015年、2017年にイギリス・BBCで放送され、各賞を総なめにした『女医フォスター 夫の情事、私の決断』(原題「Doctor  Foster」、原作・脚本マイク・バートレット、制作 Drama Republic)のリメイク「夫婦が壊れるとき」を放送する。原作は大ヒット作として各国でリメイク版が制作され、中でも、2020年に韓国で『夫婦の世界』として放送されると、韓国ケーブルドラマ史上最高となる視聴率28・4%の大ヒットを記録した。

 日本オリジナル版となる「夫婦が壊れるとき」では、主演に稲森いずみ、夫役に吉沢悠、浮気相手役に優希美青を抜てき。「夫の不倫が明らかになる生々しいまでの表現と、日本オリジナルだからこそ描ける心理描写や展開など、第1話から目が離せない怒涛の展開です」と呼びかけた。

 初回は4月7日に放送される。

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