シングルマザー女優の新山千春(41)の“熱愛報道”には二重、三重の驚きがあった。
スポニチ電子版(11日付)が報じたもので、ひとつは、再婚に向けて真剣交際しているという相手が20代の一般男性ということ。さらに新山は2004年に結婚、14年に離婚、今年16歳になる娘がいるが、新山と男性、男性と娘の年齢差に大差がないということ。
交際期間は約3年で、すでに半同棲に近い状態というが、出会いがマッチングアプリだったということに、何より衝撃が広がっている。
ネット上には〈マッチングアプリって芸能人と知り合えるのか〉〈うらやましい〉といった“率直”な意見もあるが、中には〈わざわざマッチングアプリって明かさなくても〉なんて冷ややかなコメントもあった。
「再婚後にバレて、あれこれ言われないように先手を打ったのかも」(スポーツ紙芸能デスク)なんてうがった見方もあるが、そもそも“マッチングアプリ婚”は時代とともに珍しくもなくなってきている。
リクルートブライダル総研の婚活実態調査2021によると、〈ネット系婚活サービス〉を通じて結婚した割合は、20年は婚姻者全体の11.1%で、19年の6.3%からほぼ倍増だ。
つまり今や10組に1組は〈ネット系〉というわけで、20年に結婚した人の利用率だけを見ても、恋活・婚活サイトやアプリは44.7%、半数近くが利用していた。
中高年の恋愛事情にも詳しいライターの日々晴雨氏は「新型コロナ禍で出会いが減った分、中高年のマッチングアプリに対する抵抗感も薄くなってきていますね」と、こう続ける。
■マッチングアプリ婚は5組に1組に増える?
「一昨年ごろから、私の周囲でも40代で利用する人が急増しています。ただ、いざ結婚となると、一昔前なら〈合コンで出会った〉と言えずに〈友人の紹介で〉とごまかしたように、〈アプリで〉と明かすには、まだまだ気恥ずかしさの方が勝っている。大人になるほど隠したがるので、マッチングアプリ婚の実数は、もっと多い可能性もありますね。倍々で増えている今のペースなら、5組に1組になったとしても不思議じゃない」
ネット系には結婚詐欺や宗教の勧誘、営業目的なんてトラブルが“付き物”とされるが、それは実生活で出会ったとしても付きまとうリスクだ。きっかけは何でも、相手を見極める力があるかどうかに尽きる。
まあ、芸能人とネット上で知り合って結婚できる確率は天文学的数字だろうが……。