斎藤工、マリノス愛歴「30年」 ドキュメンタリー作品のナレーションは「ご褒美」

斎藤工、マリノス愛歴「30年」 ドキュメンタリー作品のナレーションは「ご褒美」

『横浜F・マリノス クラブ創設30周年記念ドキュメンタリー Beyond Together』(公開中)舞台あいさつに登壇した(左から)小池龍太選手、斎藤工、牧有太監督

(ORICON NEWS)

 Jリーグのサッカークラブ、横浜F・マリノスのクラブ創設30周年記念事業の一環として2022年シーズンに完全密着したドキュメンタリー作品『横浜F・マリノス クラブ創設30周年記念ドキュメンタリー Beyond Together』(以下『Beyond Together』)が、先週17日より神奈川・東京の11館にて公開中。上映館の一つ、東京・新宿バルト9で23日、横浜F・マリノスの小池龍太選手、同作のナレーションを担当した俳優の斎藤工、牧有太監督が登壇する舞台あいさつが行われた。

 同作は、クラブ創設30周年という記念すべき年に5度目のJリーグ制覇を成し遂げたクラブの姿を、ピッチ上での選手たちの充実したパフォーマンスだけではなく、チームを支え続けたチーム・クラブスタッフの知られざる日常や想いなどを交え描いたもの。30年の歴史を振り返るとともに 、横浜F・マリノスの未来に向かう姿にもスポットライトを当てている。

 ステージに登壇した小池選手は「今日は試合よりも緊張している!」とユーモア交じりにあいさつ。一方、サプライズで登壇した斎藤は観客に拍手喝采で迎え入れられると「向井理さんを期待していた人には申し訳ない」と笑わせながら、「本当に僕は生粋のマリノスファン。マリノスになる前からサポーターとして応援していました。仕事と言うよりもご褒美というモチベーションでナレーションを務めました」と、打ち明けた。牧監督は「公開1週間目にも関わらず、SNSでは複数回観たという人もいる。今日もおかわりの方がたくさんいるみたいですね」と大反響に喜色満面だった。

 『Beyond Together』について小池選手は「素晴らしい作品で何度も涙しました。ほかの選手もみんな観ていて、とにかく『感動した!』のひと言。改めて去年の自分たちを超えようという意味でやる気も出ました」と武者震い。斎藤は「マリノスの昨シーズンのドラマをライブで追ってきた身としては、どんなエンターテインメントも敵わないようなところに着地したと思った。また新シーズンが開始したタイミングで上映されるという点においても、本作がマリノスとサポーターの心の養分になるのではないかと思う」と絶賛した。

 サッカー少年だった斎藤曰く、自身のマリノス愛歴は「30年」という古参サポーターで「試合結果に一喜一憂してきた30年。日産スタジアムで観戦することもあるし、アウェー試合でのサポーターの皆さんの応援を画面越しで見て泣きそうになったりしている」と、話した。

 チームメンバーのSNSをフォローしているという斎藤が「僕が勝手にフォローしたら小池選手からリアクションをいただいた」と明かし、小池選手も「こちらこそビックリ。何かあると優しく声をかけてくれたりして、斎藤さんからはマリノス愛を常に感じます。こうして一緒に作品を作れたことに感謝です」としみじみ。さらに斎藤が「小池選手にも物語がある」とさらなるドキュメンタリー製作に意欲をみせると、小池選手は「その際はナレーションをぜひお願いします!」とラブコールを送っていた。

 本作のタイトル『Beyond Together』には「ともにその先へ」という意味がある。これにちなんでそれぞれが「これから“ともにその先へ”と目標にすること」をフリップで発表。さらなる連覇を目指す小池選手は「マリノスファミリーと共に新たな歴史へ!」、サッカー教室に通い始めたという牧監督は「仲間とグラウンドへ!」と回答。斎藤は「心の栄養」と答え、「僕が生業としているエンターテインメントの世界で作る作品が誰かの心の栄養になるように、マリノスから心の栄養を取ることを忘れず、未来に向かっていきたい」と誓いを立てた。

 最後は小池選手から斎藤へ、「TAKUMI」の名前入りの背番号12番のユニフォームがプレゼントされ、斎藤は「なんだか入団会見みたい」と大喜び。「サポーターとして12人目のメンバーのような気持ちで応援してきたので感慨深い。これを着て試合を見に行きたいし、今年はアウェーのグラウンドでの観戦もしてみたい」と、期待に胸を膨らませた。

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