急性骨髄性白血病のため70歳で亡くなった映画監督の大森一樹さんが手掛けた「恋する女たち」(86年)などに主演した斉藤由貴(56)が15日、コメントを発表した。
斉藤は「まだぎこちない新人女優の、ふとした煌(きら)めきを一瞬で掬(すく)い取って映像に焼き付ける その手法は鮮やかで軽やかで、普段はおちゃらけているようなのに瞳の奥は厳しい そんな映画監督だった大森監督 早過ぎます。残念です」と悼んだ。
斉藤は「恋する−」のほか、「トットチャンネル」「『さよなら』の女たち」(87年)でも主演を務めた。