文化放送の定例社長会見が15日、東京・浜松町の同局で開かれ、ボサノバ歌手の小野リサ(60)ゲストで登場した。
小野は来年4月16日、東京・浜離宮朝日ホールで開催される同局の音楽番組「Beautiful Melodies〜ビューティフル・メロディーズ〜」(土曜午後7時55分)のスピンオフコンサート「ビューティフル・メロディーズ プレミアムコンサート」にジャズピアニストの国分弘子らと出演する。
コンサートは1960年代から80年代の洋楽、映画音楽など日本を代表するアーティスト、ミュージシャンによって取り上げ、4月15日も松崎しげる、杉山清貴らの出演で開催される。
自身が青春を送った時期の洋楽を取り上げることに小野は「たくさんの思い出がありすぎて。アルバム作りでも一緒した(ジャズピアニストの)国分弘子さんと久々に演奏できるのも楽しみ」と語り、当日歌うのが楽しみな楽曲の一つとして「マイケル・フランクスの『アントニオの歌』」を挙げた。
ブラジル生まれの小野は間もなく開幕するサッカーのワールドカップについて「ブラジルのサッカーはとても芸術的で脚の動かし方、ボールの取り方を見てると競技と言うよりアートに思えます」と絶賛し、「70年のワールドカップでブラジルが優勝したとき、歓声を上げて街を練り歩いたのを覚えています」と振り返った。「でもブラジルだけでなく日本も応援しますよ」と付け加えた。
文化放送は12月5日から恒例の「〜キミはひとりじゃない〜文化放送受験生応援キャンペーン」を展開する。3人の子どもの母親でもある小野は「学生の時に経験できることはとても大きく自由な時間だと思うので、自分を磨けるぜいたくな時間。思う存分楽しんでほしい」とエールを送った。